giboを使って楽に.gitignoreを用意する

#git

giboはGitignore Boilerplatesの略称で、github/gitignoreにある言語やフレームワーク等の.gitignoreを出力するツールです。 とても便利なツールなのですが、自分の周りであまり使われている印象が無いので、ブログ書いてみます。

インストール

OSXなら、homebrewからインストール可能です。

brew install gibo

デモ

まずは簡単なgiboの使い方から。 例えばgibo railsのように打つだけで、Ruby on Railsの.gitignoreが出力されます。 通常はteeコマンドやリダイレクトして.gitignoreに流し込んだりして使います。

また、どのようなテンプレが用意されているかは、gibo -lで確認できますし、pecoのようなフィルタリングツールと組み合わせると、強力です。 gibo -l | peco | xargs pecoのように使うことも可能です。

※デモ用のアニメGifはsugyanさんのttygifを使いました

補足:複数のテンプレを同時出力する

ちなみにgiboは複数のテンプレを同時に出力することが可能で、例えば私は、OSXでPackerを使ってVagrantboxをビルドする環境を作る場合は、gibo osx vagrant packer > .gitignoreのように利用できます。

$ gibo osx vagrant packer
### https://raw.github.com/github/gitignore/170b9f808b34c9df63cbefb50c6b3517270755ec/Global/osx.gitignore

.DS_Store
.AppleDouble
.LSOverride

# Icon must ends with two \r.
Icon

# Thumbnails
._*

# Files that might appear on external disk
.Spotlight-V100
.Trashes


### https://raw.github.com/github/gitignore/170b9f808b34c9df63cbefb50c6b3517270755ec/Global/vagrant.gitignore

.vagrant/


### https://raw.github.com/github/gitignore/170b9f808b34c9df63cbefb50c6b3517270755ec/packer.gitignore

# Cache objects
packer_cache/

# For built boxes
*.box

終わりに

シンプルで便利なgiboというツールの紹介をしました。 また、github/gitignoreに欲しい.gitignoreが見つからない場合は、PRを送ってみるといいと思います。 (packerのテンプレは私がPRしたものだったりします1