スライドを作る時に持っておきたい指南書 ― 「slide:ology[スライドロジ―]」を読んだ

#book

すぐ実用出来そうなスライド作成本を探してたら、これが会社にあったので読んでみた。 (プレゼンテーションZENをディスっているわけではないが、あれは「発表者」にもフォーカスが当たっているので、ちょっと違う)

プロフェッショナルプレゼン。」で言うところの「準備」と「組み立て」の話。

アイデアの整理や要素の配置バランス、色やタイポグラフィなど、これ一冊あればスライド作りはOKという感じ。 見開き1つに対して1つのトピックになっていて、読んで覚えるというよりは実践しながら身につけていくのが良さそう (というか全部覚えるのは厳しい)。

ちなみに、若干話は逸れるが、ダイアグラムに関しては「説得できる図解表現200の鉄則」を併せて読むと更に良いと思った。 こちらはパターン集になっていて、1ページ1パターンの構成で展開されている。 図形が視覚から訴える情報の特性や、それらの組み合わせ方による表現内容の変化など、資料集として手元に置いておきたい。

目次

  • Chapter 01 スライド術を身につける
  • Chapter 02 アイデアを生み出す
  • Chapter 03 ダイアグラムを作成する
  • Chapter 04 データを視覚化する
  • Chapter 05 デザイン思考を取り入れる
  • Chapter 06 要素を配置する
  • Chapter 07 ビジュアル要素を使いこなす | 背景・色・テキスト
  • Chapter 08 ビジュアル要素を使いこなす | 画像
  • Chapter 09 アニメーションを取り入れる
  • Chapter 10 テンプレートを管理する
  • Chapter 11 スライド依存から抜け出す