2017年版nginx.vim(大した話ではありません)

#nginx #vim

2年半ほど前にnginx vim syntaxを導入したのだが、nginxも日々進化しており、syntax highlightの効かない項目が増えてきた。使える機能に色がつかないと地味に気を取られるし、いつの間にか生産性を下げていたのかもしれない(そういう意味では、syntax highlightを使わない選択は合理的なのかも。)

いつものようにnginx-develメーリスを眺めていたら、Vim用のパッチが送られており、Vimの設定ファイルがメンテされていることに気づいた1 2。そしてその設定ファイルこそが、元々使っていたevanmiller/nginx-vim-syntaxの移管先だった。nginx-vim-syntaxのREADMEをよく見ると、2013年12月に移管した旨が書かれている…ずっと気づいてなかった。公式が最強だった。

早速nginx-vim-syntaxを捨てて、以下のコマンドで設定ファイルを追加した。

# $HOME/.vim/{ftdetect,ftplugin,indent,syntax}/nginx.vim が展開される
curl -sSf http://hg.nginx.org/nginx/archive/tip.tar.gz/contrib/vim/ | tar xv --strip=3 -C $HOME/.vim

最近はあまり頑張ってVimを管理しないようにしていて、アップデートする場合は上記のコマンドをもう一度叩けばいいかと思ってる。

ちなみにnginx-vim-syntaxと公式リポジトリの差分は以下のようになった。主にSSL/TLS関連ディレクティブのシンタクスが強化されている印象だ。

2017年にもなってVimを使っているのはさておき、まだまだ疎いなあと感じた瞬間だった。